「わ」


「わ」

 驚いたような。感心したような。
小さな声がしてふと顔を向けると、
湯江が街路樹を見上げて立ち止まっていた。
蛾の卵でも見つけたのだろうかと思いつられて見上げる。

「うえ」

 青々とした葉の裏に大量に張り付いた蝉の抜け殻。
一つの葉に驚く無かれ三つから四つの抜け殻が張り付いている。
もはや葉の色よりも抜け殻の茶色い色の方が面積が多い程に。

「気持ち悪いねぇ……」
「かわいいねぇ……」

 同時に感想を口にして。

「ん?」
「え?」

 同時に顔を見合わせた。


―――

 この間びっしり抜け殻ついてんのをリアルで見て
正直かなり気持ち悪かった

 抜け出す瞬間もこの間初めてリアルで見た
そっちはなんか少し感動した
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