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いつき「はいコーヒー」俺「とんくす」+

いつき「砂糖は……ないんだっけ」

俺「いや、お前らが来た様にスティックシュガーなら買った」

いつき「もらえるかな」

俺「うぃ」

いつき「ありがとう」

俺「……」ズズッ

いつき「……」ズズッ

俺「……ふぅ」

いつき「……」ズズッ

俺「生き返るなぁ……」

いつき「うん」

俺「……」ズズッ

いつき「……」ズズッ

 しばしくつろぐ二人

いつき「あ」

俺「ん?」ズズッ

いつき「そういえばこの間えりかとつぼみが来たいって言ってたよ」

俺「……」ピタッ

いつき「……」ズズッ

俺「なんて?」

いつき「ん?」

俺「なんて言ったんだいつきは、それに対して」

いつき(……倒置法?)「じゃあ今度行くとき連絡するからおいでよって」

俺「……」ガタッ

いつき「どうしたんだい?」

俺「……」スタスタ ガラッ ガサガサ

いつき「?」ズズッ

俺「……」スタスタ ピシャッ 

いつき「おかえり」

俺「おいでよじゃねーよ!!」

 風呂場から持ってきた水鉄砲をいつきに向けて乱射する俺

いつき「つ、つめたっ!? な、なにするんだ!?」

俺「お前! 俺があの二人嫌いなの知ってんだろ!」

いつき「ちょっ! やめっ、あっ! コーヒーに入った! 
    というか強い! なにその水鉄砲!?」

俺「子供の憧れポンプアクション式水鉄砲だよ!」

いつき「ほんとつめたっ、ちょ、やめ、ホントに!」

俺「俺の怒りはコレくらいでは収まらん!」

いつき「いい加減にっ! うっ」

 いつきの目に直撃する音

俺「へーい!」

いつき「……プリキュア! オープンマイハート!」

俺「え!? ちょ、それこそ無しだろ!?」

サンシャイン「日の光浴びる一輪の花! キュアサンシャイン!」

俺「ないわー! 水鉄砲食らって変身とかないわー!」

サンシャイン「こんなもの!」

 サンシャインか水鉄砲をへし折る音

俺「うわ……、大人げない……」

サンシャイン「それは君の方だ!」

俺「……まぁ、そうですけどー」

サンシャイン「それによく見てみればタンクの中に氷が入ってるじゃないか!
       君って奴は本当に!」

俺「ちがいますー、これは寒い風呂場に水入れたまま放置したら自然に凍ったんですー」

サンシャイン「……」

俺「いや、マジでマジで。俺んちチョー寒い」

サンシャイン「……そっか」

俺「まぁ、あれだよ。俺も悪ふざけが過ぎたかもしれないけど、
  実際あの二人を俺に聞かずにノータイムで招くとかねーわ」

サンシャイン「君はなんであの二人がそんなに嫌いなんだい?」

俺「えー……、お前もいたじゃんあの時。つーかむしろお前につれてかれたんだけどさ」

サンシャイン「うん」

俺「えりかの野郎初対面の俺を見て『誰このおじさん』って言ったじゃん?」

サンシャイン「あー」

俺「だから嫌い」

サンシャイン「心が狭い……。……じゃあつぼみは?」

俺「それは……。ってそれより先に片付けしねー? 俺下半身びしょぬれで超寒いんですけど」

サンシャイン「……そうだね」


―――


俺「そもそもあの時って俺の心の花を調べに行ったわけじゃん?」

いつき「うん」

俺「で、薫子さんのとこに行った時にあいつら居たじゃん」

いつき「そうだね」

俺「だからつぼみも苦手」

いつき「……意味がわからない! なんでそこでいきなり苦手ってなるの?」

俺「あー……、つぼみちゃんはさ、花が好きじゃない」

いつき「そうだね」

俺「花言葉に、詳しいじゃない」

いつき「……そうだね」

俺「つまりはそういうこと」

いつき「えっと……、あの時薫子さんがはぐらかした花言葉をつぼみだけは知ってるからって事?」

俺「いえすおふこーす」

いつき「……」

俺「心の花の花言葉を知られるってつまり心の中見られたのと同じじゃん?」

いつき「でも、私やえりかやゆりさんだってお互いのを知っているよ」

俺「お前らはいーんだよ。花言葉がいいから、見られても『素敵な花ですね』ってなる。
  『貴方にお似合いですよ』ってなる」

いつき「……じゃあ聞くけど、結局君の心の花……なんだっけ?」

俺「……水仙」

いつき「そうそう。……の、花言葉ってなんなんだい?」

俺「それ聞くかー……」

いつき「そんなにいいたくない?」

俺「べっつにー。……水仙の花言葉は『うぬぼれ』『利己主義』
  『自己愛』『自尊心』『我欲』『神秘』etc」

いつき「……」

俺「素晴らしい花言葉だろ?」

いつき「……えっと」

俺「で、薫子さんは、まぁお前らの居るところでは軽くはぐらかしてくれたけどさ。
  つぼみは水仙って聞いた時点でその花言葉がわかっちゃってんだよ」

いつき「ん……」

俺「その時のつぼみの、なんていうかな? 俺を見る目? がもう、ね」

いつき「だから苦手?」

俺「そう」

いつき「……」

俺「だからあんとき嫌だって言ったんだよ! なにが悲しくてほぼ初対面の中学生女子に
  微妙に距離置かれて腫れ物を見るかのような目で見られなくちゃならんのだ!」

いつき「ご、ご愁傷様」

俺「これも全部心の大樹の所為だ……、あれがなければ俺はこんな……」

いつき「だ、大丈夫かい?」

俺「よし決めた!」

いつき「な、にを?」

俺「ちょっと心の大樹燃やしてくる」

いつき「えぇっ!? なにを言ってるんだ君は!」

俺「うっせー! 今後俺は心に水仙抱えた奴として生きるのはごめんだ!
  心の大樹をぶっつぶしてくれる!」

いつき「そんなことしても君の心の花は変わらないよ!」

俺「しったことか!」 ガラッ

 窓から俺が身を乗り出す

俺「シロップーーー!!!!!」

いつき「あ、ちょっと!」

 遠くから鳥が羽ばたいてくる音

シロップ「呼んだロプ?」

俺「応! よくきたなシロップ! 早速だが俺を心の大樹のところまでもがが」

いつき「また君はそういう事を……」

俺「ぐががが……」

シロップ「ど、どうなってるロプ」

いつき「いま彼は少々錯乱してるんだ! 呼びつけて早々に悪いけど急いでここから離れるんだ!」

俺「や、やめろー! シロップ! こいつを引き剥がして俺を乗せて心の大樹へ……がっ!」

いつき「はぁ……はぁ……」

俺「」

いつき「さぁ! 早く行くんだ!」

シロップ「よ、よくわからないけど一先ず退散するロプ!」

 シロップが羽ばたいていく音

俺「……うぅ、行っちゃった……」

いつき「……君も存外タフだね」

俺「プリキュアに殴られて鍛えられたと言っても誰も信じてくれないけどな」

いつき「しかし君はいきなりなにをするかと思えば。シロップをタクシー代わりにしようなんて……」

俺「いや、タクシーとは思ってない」

いつき「嘘をつくんじゃない」

俺「うそじゃねーし。タクシーは金かかるけどシロップはかからない。
  シロップの方が上等です。所謂アッシー君みたいなものです」

いつき「あっしーくん?」

俺「あ、わからない? ……これがジェネレーションギャップか」

いつき「……とにかく、彼にも仕事があるんだし勝手に私用で呼びつけるなんて……」

俺「いいんだよ! あいつは運び屋であるまえに友達だ!」

いつき「友達?」

俺「あぁ、ぶっちゃけいつきや杏子よりも付き合い長い」

いつき「 ……じゃあどうやって知り合ったか聞いても良いかな?」

俺「あいつが腹空かして空から落ちてきたのを拾った」

いつき「……へぇ」

俺「あいつはいい奴だよ。少し照れ屋だけど、よく素直で友達思いのいい奴だよ」

いつき「君が人を褒めるなんて珍しい」

俺「なに言ってんの。俺は褒めるときは素直に褒める奴だよ。
  特にシロップには普段は正面きってそういう事言えないからついつい口が回ってな」

いつき「あやし……シロップ「感動したロプ!」

いつき「うわっ!?」

シロップ「なつきがシロップのことそんな風に思ってくれてたなんて知らなかったロプ!」

いつき「というかなんでいるんだ!? さっき帰ったんじゃ!?」

俺「おいおい、いつきはなんもシロップの事を知らないなぁ。
  あんな風に説明もなしに追い返したら魔が差して覗きに来ちゃう子だよシロップは」

いつき「……まさかさっきのわざとらしい褒舌は」

俺「というわけで改めていくぞシロップ!」

シロップ「任せるロプ!」

俺「心の大樹へゴー!」

シロップ「ロプーー!」

 俺とシロップが空のかなたに消える

いつき「くっ、急いで追いかけなきゃ!」

いつき「本日二度目のオープンマイハート!」

サンシャイン「以下略!」

サンシャイン「よし、ポプリ……はいないんだった! 一回戻らなくちゃ」ダッ

 サンシャインが玄関を勢いよくあける

 ゴンッ!

サンシャイン「うわっ!?」

えりか「いったーい!」

つぼみ「だ、大丈夫ですか!?」

えりか「なんかいきなり外側に開いたんですけど!」

つぼみ「落ち着いてくださいえりか! 玄関は基本外開きですから外に開くのは不思議ではありません!」

えりか「そういうことじゃなくてさ~……」

サンシャイン「二人とも丁度いいところに!」

えりか「丁度よくないよ! 頭ぶつけたじゃん!」

つぼみ「ってどうして変身してるんですか?」

サンシャイン「説明は後で! いまから心の大樹に行くから変身して!」

えりか「え? なんで?」

サンシャイン「いいから!」


――― その頃 空


俺「……」

シロップ「……」

俺「あの、超、寒いんですけど……」ガチガチ

シロップ「あ、当たり前ロプ……。季節と天候と場所を考えるロプ」

俺「しかも俺部屋に居た格好のままだし……超薄着」

シロップ「馬鹿ロプ」

俺「しかしそんな馬鹿の為にこの寒空の中飛んでくれるシロップが俺は大好きだよ」

俺「だからそんなシロップにもう一つわがままなお願いがあるんだ」

シロップ「ロプ?」

俺「ここまで来てもらってなんだけど引き返して家に戻ろうぜ……。
  もうなんか寒さで出た涙が目じりで凍ってるんだ」

シロップ「……それはわがままなお願いじゃないロプ」

俺「あん?」

シロップ「賢明な判断ロプ」

―――

マリン「超寒いんですけどー!」

ブロッサム「頑張ってくださいマリン! 心の大樹はもうすぐです!」

サンシャイン「そろそろ追いついてもいいはずだけど……」

マリン「なっちゃんめー! 追いついたらマリンシュートしてやる!」

サンシャイン「その呼び方するとまた怒られるよ……」



―――

俺「……はぁ~」

シロー「……」

俺「超あったまる~」

シロー「生き返るなぁ」

俺「……」ズズッ

シロー「……」ズズッ

俺「ところで」

シロー「うん?」

俺「いつきどこ行ったのかな」

シロー「あー……、お前のこと追いかけて心の大樹行ってるんじゃねぇの?」

俺「ははっ、まさかー」

シロー「ははっ」


―――

サンシャイン「くしっ!」

ブロッサム「わわっ! サンシャイン風邪ですか!?」

サンシャイン「いや……」

マリン「ねー、誰もいないし来る気配もないんですけどー」

サンシャイン「も、もう少しだけ待ってみよう!」

マリン「む~……」



―――

 まじ寒い灯油の消費がマッハ
 
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