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詠矢空希を真面目に格好よく書こう


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~~ヽ::::::::::::|/        = 完 =

「絶対反論と書いてワードプロセッサー、ってのが俺の能力だ」

 廃屋。
伽藍堂のように何も無い、投棄されたガレージ。

「言葉でもって粉々に、って意味を込めてフードプロセッサーを捩ったらしい。
 ついでにプロセッサーはさらにプロフェッサーとかかって言葉を知り尽くした――
 みたいな意味も合わさってるんだってさ。ま、俺はそんな風には呼ばないがね」

 大型ジャンボすら格納できる巨大なその空間に、
一人の男の声がわんわんと反響する。

「これがまたとてつもなく弱い。笑っちゃうくらいにね」

 声のわずかな振動でトタンの剥がれた天井からパラパラと金属片が落ち、
男はうざったそうに髪や肩を払いながら独り言を続ける。

「対象は一人、効果は一瞬、発動条件はお互いに相手を認識した状態で
 こちらの言った言葉を対象が聞くこと」

 男はしゃべり続ける。抑揚の無い声で、感情の無い声で。

「複数人に対応できず、不意打ちもできず、
 不意打ちをされた際にも対応できず、聞く耳を持たない人間にも効果が無い」

 閉め切ったガレージの中は蒸れ、
頻りに垂れて来る汗を拭いながらも、男は自分の持つ異能を語ることをやめない。

「さらにさらに、お互いに認識して相手が真摯にこちらの言葉に耳を傾けてくれても
 まだ実は足りない。全然全く持ってまだ足りない。
「俺の“絶対反論”は他人のパーソナルリアリティに干渉する、
 それだけきけばそりゃびっくりする能力なんだけどさ。
 まだレベル1だから、効果・対象・発動条件以外にも縛りがあるんだよね。
「……それが相手の能力が起こす現象と現実の事象との矛盾を突いて、
 それに相手が反応し、自分の能力に少しでも疑問を持つこと。
 という条件が」

 ここまで一息に言って、男は首の骨を鳴らし少し間を置き、
そして自分が腰掛けている“モノ”に初めて視線を向ける。

「どう? 厄介でしょ?」
「……」
「だんまりか……、まぁいいけど」

 肩を竦めて男は続ける。

「だからさ、こんな難儀な能力でこの任務を言い渡された時は
 本当に人生詰んだと思ったね。いや、マジでマジで。
 だってありえないでしょ? 他の戦闘向きな能力者でもレベルの差ってのは絶対で
 よっぽどのことがないとランクが上の相手に勝つことなんてできないのにさ。
「このヘボ能力のレベル1で多くの能力者と戦って勝利し、この能力をレベル5にまで向上させて
 さらに第一位の座を手にするなんて無茶を超えて無理だと思うでしょ?」
「実際今でも無理だと思うよ。まともにやって地道にレベル上げすんのは。
 まぁ、だからこんな正攻法じゃないやり方にでたんだけどさ」

 再び、男は自分の下敷きになっている人間を見る。
そして反応が全く無いことを確認して、話を続ける。

「レベルの低い連中って、やっぱり群れるからさぁ、
 対象が一人の俺の能力じゃどうやっても勝てないんだよね。
 ま、仮に対象が複数人でも俺の能力自体には攻撃力が無いから
 単純に腕力で負けるんだけどさ……。それはともかく、
 じゃあどうするかって考えたんだよ。
「で、出てきた答えが“コレ”さ」

 男は立ち上がり、散々椅子代わりにしていた人間の背中を足蹴にする。

「いきなりレベル5とやってみる。
 これが最良だった。……ま、俺の能力を考えればどうしてもそうなるよな。
 自分の能力に自信があるから単独で行動するし、
 自分の能力に自信があるから見知らぬ奴の挑戦にも軽い気持ちで乗ってくれる。
 自分の能力に自信があるから、戦闘が始まっても余裕ぶっこいて俺のお話に付き合ってくれる。
 そしてレベル5はみんなどんな能力があるのか事前に簡単に調べられるし、
 たった一度でも俺の能力が発動して暴発してくれればその一発で自滅してくれる。
 最高に相性がいいんだよね。俺とレベル5連中って」

 自慢げに、居丈高に、男は最後の締めとばかりに両手を広げた。
と同時、彼の懐から携帯の着信音が鳴り響く。

「っと、もう定時連絡の時間か。じゃあ俺はそろそろ行かなくちゃだから、
 また縁があったら会いましょう、麦野さん」

 残されたレベル5第四位“原子崩壊”麦野沈利は、
誰も居なくなっただだっ広いガレージで、静かに歯をかみ締めた。

―――

 そして元の御坂戦とかに続くわけだ。
もちろんその辺も真面目に考えたりしてたけど、
なんかここまで書いてだるくなった、おやすみなさい
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  • このエントリーのカテゴリ : 雑記

Comment

No title

これは格好いい

No title

外伝書いちゃいなよ

No title

おkかむかむ

No title

期待

Re: No title

お、おう


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