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みーまー

「子作りでもしようかまーちゃん」

 マユに言われて借りてきたアダルトDVDをなにくれとなく眺めながら、
僕は上記のように常軌を逸したとすら言える発言をしていた。
もちろん発言した言葉は自体は嘘だけど。
発言した事実は嘘じゃなかった。なんてこった。
見知らぬ女の子にいきなり今の台詞を投げかけるのと
どっちが危険なのか判断しづらい。

「ほんと?」
「なにがですかね?」
「じゃあ今夜! ううん、今から!」
「そりゃすげー」

 即断即決。
時と場合によっては美徳だけれど現状の僕からして見れば
非常に困った事態になったと嘆息するしかないのだった。
嫌、自業自得だから仕方ないのだけれど。
まいったまいった、泣いちゃいそうだ。
嘘だけど。

「やほー! じゃ、じゃ、ちょっと用意するから!」

 用意ってなんのだよ。
道具とか使うコアなやり方など僕は存じ上げない。
僕は大人のキスがどういう風に行われるのかも知らなかった
純粋無垢なピュアピュアチェリーなんだぞ。
一部を除いて嘘だけど。

「ちょっ、ちょっと待ってまーちゃん。
 いや、口にしたは良いけど、子作りはまずい
 子作り的行為に及ぶのは吝かではないけど子供が実際にできたらヤバイ」
「避妊すればいいんだね!」

 そうなるよねー。
前言撤回というより前言補強という結果になった。
いや、まぁ僕も一応生物学上男だ。
そしてマユは生物学的には女で顔は可愛い。
ならばそういう行動にでても、まぁ悪いこともないんだけれど、
それでマユの依存性が高くなっても困る。
すでにお互いの表面がぺったんこな程にラブいのに
これ以上ラブリーラブラブになったら勢い余ってフュージョンしちゃいそうだ。
一人になっちゃったらラブラブできないからそれは困るよね。
どこからが嘘なのかはちょっとわからないかな。

「いや、そうは言っても僕はその手の物を所持してないし
 まーちゃんも持ってないよね?」
「持ってるよ」
「え゛」
「こんなこともあろうかと」
「へーそれはそれは」

 用意周到で素敵だねまーちゃん。
確かに備えあれば憂いなしって言うもんね、
天気予報で降水確率が50%を超えるときは
折り畳み傘を持ち歩いてねと再三言っていた僕の言葉が幸をそうしたのかな。
だとしたら僕は凄く嬉しいなぁ。
――当然のように嘘だけどね。

「でもまーちゃん」
「なにみーきゅん」
「まーちゃんは初めてに雰囲気とかシチュエーションとか求めないの?」
「みーくんが居ればおーけー!」
「僕もまーちゃんが居ればおっけー! やったね両想い!
 こうなったらもうガンガン照りつける太陽に見せ付けるように
 僕達も熱くなるしかないよね! やっふー!」

 脳がバグった訳ではなく単に自棄と言う。
多分これ以上僕が否定的な意見を述べたら僕の頚動脈が
噴水の台座に早変わりして公園で活躍してしまう。
流石に僕も子供に飛び込まれたり野鳥の水のみ場になるのは嫌だからね。
うん。どこかしこと嘘だけど、嫌なのは本当。
いや、むしろありかな?

―――

 前にどっかのスレで書いた奴
 パー速の俺専用スレにあったけど
 一年以上も前だしログも残ってなかったから元のスレがわからんち
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