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疾走するジャガー 十二音目

「し~」

 教室で私の机に落書きをしてる同輩が居た。
丁度戸に背を向けて私が教室に着いたことに気がついてないようなので
そっとその後ろに接近してどのような芸術を私の机に施しているのか確認してみた。

「ね」

 確認の必要はなかった。
同輩は愉快にも内容を口にしながら書くという幼子の様な真似をしていたからだ。
そうっとその手元を覗いて見ればストリートアートというよりはタギングに近い
多色のポスカを使った命令系の死と言う単語が書かれていた。
――私の机はいつからリーガル・グラフィティの類に成り下がったのだろう。

「おはようございます。私の机になにか?」

 ある程度観察を終えた私は同輩に声をかけてみた。

「あらおはよう、今日も朝早くから真面目ね」

 同輩は最初からわかっていたとばかりに振り向きもせずに返事をして、
キュッと小さくペン先を擦らせる音を立てて落書きを終える。

「はい。終わったわ」
「どうも」
    ・・・・・・・・
 言って他のクラスメートの所に向かう同輩を私は少し眺めて
私は席に腰を降ろした。
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