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 線路の上。タタンタタンというあのお決まりの音すらない電車両。
シンと静まり返り、遠くから踏み切りのあの音が微かに聞こえ続けている。
もう、かれこれ三十分はこの場所で停まっているだろうか、
僕は息苦しさと暑苦しさを覚えて窓の外に視線を逃がす。

 一瞬、眼が焼けた。
カッと夕暮れのオレンジ色した太陽が瞼を閉じても眩惑として残っている。
しばらく目をおさえてから、再度目を細めて窓の外を眺める。
人は見えず、僕が乗っているコレ以外の電車も見当たらない。

 嘆息。前回の車内放送からどれくらい時間がたっただろう。

『踏切内で、電車と乗用車が接触をしました』

 その放送か、一体どれほど経ったか。
時計を持ち歩かず、携帯の電池も切れた今の僕に確認する手段は無い。
耳に入るのは踏み切りの音、目に入るのは代わり映えしない車内とオレンジ色の光。

 カン……カン……カン……
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